コラム


2025.12.17
ボトックスの危険性とは?人体への影響や副作用について解説
ボトックスは、気軽なアンチエイジング治療として人気の高い施術です。
他にも「小顔になる」「肩こりが解消される」など、幅広いメリットが注目されています。
しかし気になるのは、人体への影響や副作用です。
ボトックスには危険性の高い成分が含まれているのではないかと、不安を感じる人も多いのではないでしょうか。
本記事ではボトックス注射の成分や人体への影響、失敗例について具体的に解説します。
ボトックスの危険性に関連する不安を解消したい人は、ぜひ目を通してみてください。

ボトックス注射に含まれる成分は、A型ボツリヌス毒素です。
ボツリヌス菌は、自然界のあらゆる場所に存在します。
蜂蜜など、身近な食品に含まれている可能性も少なくありません。
そんなボツリヌス菌が生成するタンパク質の「筋肉の動きを弱める働き」に着目し、開発されたのがボトックス注射です。
安全性は非常に高く、長年使われてきた歴史と実績があります。
厚生労働省にも認可されているのが特徴的です。
いくら安全性が高いと言われても、本当に人体に危険性がないのか気になる人もいるでしょう。
なぜなら、ボツリヌス菌自体に毒性があるからです。
前述したように、ボトックス注射はボツリヌスキンそのものを使用するのではなく「ボツリヌス菌から生成されるタンパク質」を使用します。
つまり筋肉の動きを弱らせる効果のみに着目して治療を行うため、たくさんの量を注入したとしても命のリスクを伴うような危険性はありません。
またボトックス注射に使用される製剤は、品質管理などの観点から粉状になっています。
適切な効果をもたらすために生理食塩水で濃度を調整しながら投与するのが特徴的です。
そのため狙った部位に狙った効果を期待させるための治療であり、人体に危険性をもたらすものではありません。
安全性が確立されていない妊娠中や授乳中の女性、特定の疾患や治療のための投薬治療中の人ではない限り、問題なくボトックス治療が受けられるでしょう。
ボトックス注射は安全性の高い治療法の1つですが、体質や薬剤の特性によって以下の副作用リスクが挙げられます。
ボトックス注射で深刻なアレルギー症状を引き起こす確率は、決して高くありません。
しかし体質によっては以下のようなアレルギー症状を引き起こす可能性が考えられます。
仮に前述したようなアレルギー症状を引き起こしたとしても、多くのケースは1週間程度で治ります。
長引いても、1ヵ月以内には良くなるケースがほとんどです。
明らかに症状が悪化していたり、時間が経過しても良くならないようであれば、治療を受けたクリニックへ相談しましょう。
ボトックスは注射針を使い、体内へ製剤を注入します。
この際に毛細血管などを傷つける恐れがあるため、施術後は内出血や軽度の腫れが認められるケースも少なくありません。
内出血の程度には個人差がありますが、長くても1ヵ月以内に改善されるケースがほとんどです。
軽度の腫れに関しては、数日で改善されていくでしょう。
なお内出血が発生した場合は、入浴・激しい運動・飲酒などに注意が必要です。
体温が上昇する行動によって症状が悪化する可能性も否定できません。
目に見える症状がある場合は、なるべく安静に過ごしましょう。
ボトックス注射は、筋肉の動きを弱める働きがあります。
顔の筋肉の動きには左右差があるため、筋肉の発達具合によってはボトックスの効き方に差が出てしまう場合も。
加えて筋肉の動きが弱まることにより、表情に違和感を感じるケースも少なくありません。
慣れてしまえば問題ないケースがほとんどですが、明らかな左右差や違和感がある場合は施術を受けたクリニックに相談しましょう。
修正治療によって改善される可能性があります。
ここからは、ボトックス注射のよくある失敗例についてみていきましょう。
エラボトックスは咬筋と呼ばれる筋肉に注射をし、小顔効果を狙ったり歯ぎしり・食いしばりを改善したりする施術です。
注入する量や箇所が適切ではなかった場合、噛む力が極端に衰えて、食べづらいと感じるケースも少なくありません。
また咬筋の動きをボトックス注射で弱めることにより、側頭筋が強く働く場合があります。
何らかの支障が発生した場合は、修正治療が必要になるケースもあるでしょう。
額のボトックスは、おでこのシワを予防したり改善したりする治療です。
ボトックスが強く働くと「目が開きづらい」「眉毛が不自然に上がる」といった症状が発生するケースもあります。
適切な量や注入箇所を見分けられるクリニックで、施術をお願いしましょう。
口角ボトックスは、口角部分の引き上げを実現する治療法です。
「への字口を改善したい」「笑顔を美しく見せたい」このような悩みの解消に有効な施術ですが、表情に違和感が出たり左右差が気になったりするケースもあります。
注入する場所や角度を気をつける必要があるため、熟練された技術を持つ経験豊富な医師に施術をお願いしましょう。
ハナビューティークリニックでは、経験豊富な形成外科専門医によるボトックス治療が可能です。
適切な部位に適切な量を注入するのはもちろんですが、術後の内出血などを抑える工夫として「極細針の使用」「冷却してからの治療」を実施しています。
加えて痛みのケアに、オプションの表面麻酔が利用できます。
ボトックス治療のリスクや副作用が不安な方は、ぜひ当院までご来院ください。

ボトックス注射のリスクや副作用は、医師の技量によってカバーできる部分もあります。
治療を受ける際には、経験と実績のある信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。
Doctor
当院の医師は全員常勤医師で美容クリニックの院長経験があります。
長年培ってきた美容医療に対して真摯に向き合うことをお約束いたします。

二重整形やクマ取り
年間症例数2,000件
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古賀 愛子
Aiko Koga
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