コラム

2025.12.12

エラボトックス後の注意点とは?気をつけたい6つのNG行動

エラボトックスは歯ぎしりや食いしばりの緩和はもちろん、エラ張り改善による小顔効果が期待できる施術です

「短時間で施術が受けられる」「ダウンタイムが少ない」このような手軽さから、試してみたいと考える方も多いでしょう。

しかし、エラボトックス後の過ごし方によっては、ダウンタイムが長引く可能性も。

いくつかの注意点についてあらかじめ把握しておく必要があります。

本記事では、エラボトックス後のNG行動について具体的に解説していきます。

ダウンタイムや副作用が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

エラボトックスのダウンタイムは比較的軽い

エラボトックスは、顎付近にある筋肉「咬筋(こうきん)」に、動きを緩める薬剤を注入する施術です。

メスで切ったり肌表面から強い刺激を与えたりすることがないため、ダウンタイムは比較的軽いでしょう

耐えられないような強い痛みはもちろん、施術直後から大きな腫れ・赤みを感じるケースはほぼありません。

一時的に軽い違和感を抱いたり、硬いものが噛みづらくなったりする場合もありますが、通常の食事や生活が可能です。

当日からシャワー・メイクが可能

エラボトックス後は、メイクやシャワーが可能です。

施術を受ける際にファンデーションなどがとれた場合は、その場で塗り直しても問題ありません。

ただし、体温が上昇する高温の入浴は極力避けるべきです。

クレンジングや洗髪は通常どおり可能なため、ぬるま湯のシャワーで軽く洗う程度にしておきましょう。

エラボトックスで気をつけたい注意点は6つ

エラボトックスの施術を受ける際に、気をつけたい注意点は以下の6つです。

  • 長時間の入浴・サウナ
  • 施術4時間以内に横たわる
  • 強く揉む・こする
  • 激しいトレーニング(運動)
  • 避妊なしの性行為

では、具体的な内容について、以下で詳しくみていきましょう。

長時間の入浴・サウナ

エラボトックスで使われる薬剤「ボツリヌストキシン」は、熱に弱い特性を持ちます

長時間の入浴やサウナによって体を温めてしまうと、エラボトックスの効果を損なう可能性があるでしょう。

また、エラボトックスは注射針を用いて薬剤を注入します。

その際に多少の腫れや内出血が予想されるため、体温の上昇によってダウンタイムの症状が悪化するケースもゼロではありません。

施術を受けてから数日間は、長時間の入浴・サウナは避けるようにしましょう。

施術4時間以内に横たわる

エラボトックスの施術を受けてから4時間以内にソファやベッドで横たわるのは、避けるようにしましょう。

施術直後に横たわってしまうと、咬筋に狙って打った薬剤が周辺に流れる可能性があります。

定着しない状態のまま他の部位に薬剤が拡散されれば、十分な効果が期待できなかったり、周辺の筋肉に悪影響を与えたりする恐れがあるでしょう。

なお、就寝する際に横向きやうつぶせの体勢は避けるようにしてください。

ボトックス注射を打ったエラ部分を圧迫しないように、仰向けの状態で寝るのがおすすめです

強く揉む・こする

ボトックス注射を打ったエラ周辺は、強く揉む・こするなどの行動を1週間くらい控えた方が良いでしょう

メイクやクレンジングをする際は、力を加えず、優しく馴染ませてあげるのがポイントです。

強い力を加えて揉んだりこすったりすると、エラに注入したボツリヌストキシンが思わぬ範囲に広がってしまう可能性も。

期待している効果が十分に得られなくなる場合があります。

激しいトレーニング(運動)

体温が上昇するランニングやジムでの激しい運動は、エラボトックスの施術を受けてから3日程度は控えるのがおすすめです

加えて、大量に汗をかくホットヨガなども、施術から数日間は控えるのが良いでしょう。

日常生活には支障がないため、通常どおりの家事やウォーキングは問題ありません。

飲酒

血管を拡張させる作用があるアルコールは、エラボトックスの施術を受けてから3日間程度は控えるようにしましょう

仮にたしなむ程度の飲酒であっても、体温の上昇によって、エラボトックスの施術に悪影響を与える可能性があります。

ボツリヌストキシンの定着を妨げるような行為は、できる限り控えるのが無難です。

避妊なしの性行為

エラに限らず他の部位であっても、ボトックス注射後に避妊なしの性行為をするのは禁忌とされています

施術を受けた場合は、以下を必ず守るようにしましょう。

  • 女性の場合 → ボトックス施術から3回の月経が経過するまで避妊が必要
  • 男性の場合 → ボトックス施術から3ヶ月間は避妊が必要

なお、妊娠中や授乳中の女性は、ボトックス注射が受けられません。

エラボトックスの効果を持続させる方法

エラボトックスの持続期間は、一般的に3ヶ月〜半年とされています。

しかし効果の持続には個人差があるため、1年程度持続する場合もあるでしょう。

ここからは、エラボトックスの効果を持続させる3つのポイントについて解説します。

レーザー治療やハイフは間隔をあける

エラボトックス後にレーザーやハイフの治療を受ける場合は、最低でも1週間以上、可能であれば2週間以上の間隔をあけるのがおすすめです。

ボトックスは熱に弱い特性を持つため、レーザーやハイフによって肌内部に熱が加わると、十分な治療効果を発揮できない可能性があります。

また、ボトックス注射によって赤みや内出血などダウンタイムの症状が出た場合、間隔をあけずに熱を加える施術を受けてしまうと、やけどを起こすリスクが高まるでしょう。

間隔を十分にあけた上で、他の施術を検討してください。

定期的にメンテナンスする

エラボトックスは、1回の施術でも希望する効果を得られる場合があります。

とは言え、持続期間が長い施術ではないため、効果を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスがおすすめです。

効果が切れる3〜4ヶ月が過ぎたタイミングで繰り返し施術を受ければ、回数を重ねるごとに持続期間が長くなる傾向があります。

ただし、エラボトックス以外の部位でもボツリヌトキシンを使った治療を受けている場合は、年間の使用量に注意が必要です。

特に、注入量が多い肩やふくらはぎのボトックス注射では、1度の施術で100単位を超えます。

年間使用量の合計が500単位を超えると、抗体ができやすい事例が確認されているため、注意しながら施術を受けるようにしましょう。

症例や実績を確認してクリニックを選ぶ

エラボトックスの効果を持続させる上で重要なのが、医師の技術や実績です。

筋肉の位置や注射を打つ量をしっかりと見極めなければ、仕上がりや持続に大きな影響をもたらします。

症例数が多い経験豊富な医師であれば、あらゆる要望に応えられるでしょう。

簡単そうに見えても難しい施術になるため、症例や実績を確認してからクリニックを選ぶようにしてください。

エラボトックスの相談は専門医が在籍するハナビューティークリニックへ

エラボトックスを検討中の方は、形成外科専門医が在籍するハナビューティークリニックへご相談ください。

症例・実績ともに豊富な当クリニックの医師が、悩みや要望をじっくりとヒアリングした上で最適な方法をご提案します

極細の針を使いながら丁寧に施術するため、跡が残る心配はありません。

なお、休診日は月曜日のみです。

日曜日や祝日も、10時から19時まで開院しています。

WEBやLINEから24時間カウンセリング予約が可能です。

【まとめ】エラボトックスの仕上がりを左右するのは医師の経験や技術

ボトックスを使った治療は、施術を担当する医師の技術や経験が結果を大きく左右します。

満足いく仕上がりを手に入れるためには、信頼できる医師またはクリニック選びが大切です。

まずは施術後の過ごし方も含めて、納得いく説明が受けられるか確認するためにも、カウンセリングに足を運ぶところから始めてみましょう。

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