コラム


2025.12.08
ボトックスの効果はいつまで続く?持続期間と施術間隔を解説!
ボトックスは、数分で受けられてダウンタイムがほとんどない治療ですが、効果がいつまで続くのか知りたいという方も多いと思います。
どれくらいの間隔で治療に通えばいいのか、どれくらいの頻度で治療を受ければいいのかがわかれば、これからの治療計画も立てられます。
また、ボトックスが想定外の場所に現れてしまった際も、効果の持続期間を知っておけば、安心です。
ボトックスの効果がいつまで続くのかを知って、治療に役立てていきましょう。

ボトックスの効果がいつまで続くのかは、一般的に3~6カ月と言われています。
しかし、施術部位や目的によって、持続期間は少しずつ異なります。
ここからは目的別にボトックスの効果がいつまで続くのかを解説していきます。
シワの原因には、次の2つが考えられます。
①加齢・紫外線による肌のハリ低下
②筋肉の伸び縮みによる皮膚の癖
加齢によって、コラーゲンやエラスチンなどの弾力成分が減ると、肌がたるみ皮膚が寄ることで、シワとなります。
ボトックスで改善できるシワは②のタイプです。
ボトックスは、筋肉に分布している神経を麻痺させて、表情筋の過剰な動きを抑え、筋肉の緊張を緩めます。
この効果の持続期間が、3〜6カ月と言われていて、持続期間が過ぎた後は、ゆっくりと元の状態に戻っていきます。
痩身目的でボトックスが使われることもあります。
エラ・肩・ふくらはぎの筋肉が発達すると、筋肉が大きくなり、太っていないのに、大きく筋肉質に見えます。
ボトックスは、筋肉が収縮しないように抑制するので、筋線維が太くなるのを抑制可能です。
痩身目的の場合、ボトックスの持続期間は3〜6カ月でも、細くなった筋線維がまた太くなるのに時間がかかります。
実感として、もとの筋肉の張りを取り戻すまでの時間を考慮すると、実際の持続期間は3~6カ月と言えそうです。
ボトックスをワキガ・多汗症治療に使う場合、持続期間は3~6カ月と言われています。
ボトックスは、交感神経からエクリン汗腺への情報伝達をシャットアウトするので、多汗症やワキガの治療にも使用可能です。
ワキ汗や多汗症の治療でボトックスを希望する場合、ほぼ十分な効果が得られますが、エクリン汗腺の量、ワキ汗の量、ワキの面積によって個人差があります。
注射後2週間経っても、効果がない場合は、足りなかったということで、追加のボトックス注射をすれば効果は現れます。
適切な間隔を空けて注射をすることが大切です。
汗の抑制の場合、夏に特にひどい場合は、夏前に治療をすることをお勧めします。
ボトックスを一度受けたら、ずっと継続しなくてはいけないのか気になる方もいるでしょう。
ここからは、ボトックスを受ける間隔について説明していきます。
ボトックスの施術を続けたい場合は、完全に効果が切れる前に、再度ボトックス注射を受けるのがおすすめです。
ボトックスは、効果が切れたら、急に元の状態に戻るわけではありません。
徐々に筋肉が収縮するようになり、徐々にシワも元の状態に戻ります。
しかし、完全にシワや筋肉が元の状態に戻ってから再度施術を行うと、筋肉が細るまで、再度時間がかかります。
ボトックスの施術から3カ月以上経過していて、効果が薄れてきたかも?と思ったら、クリニックに相談するのがおすすめです。
ボトックスは、一度施術を受けたら、最低3カ月は施術の間隔を空けましょう。
理由には、次の2点があります。
ボトックスは、適切な間隔で注射することで、リスクを抑えながら効果を引き出せます。
抗体ができて、効果がなくなるリスクを極力減らしたい方は、まとめられる部位はまとめて施術を受けて、ボトックスを体内に完全に入れない期間を3カ月設けるのがおすすめです。
クリニックとも相談しながら以前の施術から3カ月以上たってから、施術を受けるようにしましょう。
ボトックスは、抗体やアレルギー反応が出なければ、いつまでも施術を受けられます。
ただし、過剰に注射をし続けると、筋肉がやせ細って、皮膚がたるんで見えることがあるので、注意が必要です。
また、ボトックスの効果に慣れてしまうと、より高い効果を求めて、注射量や注射範囲を広げたくなる方もいます。
ボトックス注射をしすぎることで、表情が不自然になるリスクもありますので、シワや筋肉の張りと、表情のバランスを見ながら、適切なアドバイスをしてくれるクリニックをかかりつけにするといいでしょう。
ボトックスが効きすぎてしまい、表情が不自然になったり、注射の位置が不適切で、支障が出たりすることがあります。
ボトックスは、持続期間が過ぎれば、自然に元の状態には戻りますが、一刻も早くボトックスの効果をなくしたい場合は、アセチルコリン塩化物の注射が選択可能です。
アセチルコリン塩化物注射では、注射後2~3日後からボトックスの効果を弱められます。
ボトックスで表情が不自然になってしまった場合、アセチルコリン塩化物注射ではなく、ボトックスの追加注射という手段もあります。
クリニックで状態を確認して、一番いい方法を選択していきましょう。
ハナビューティークリニックは、丁寧なカウンセリングと施術を心掛けています。
当院で使用するボツリヌストキシン製剤はアラガン・エステティックス製の「ボトックス・ビスタ」です。
ボトックス・ビスタは歴史が古く、症例数が豊富なボトックス製剤です。
厚生労働省からも認可されている、安全性の高いボトックスなので、初めての方でも安心して施術を受けていただけます。
ハナビューティクリニックのボトックス治療は、患者様のお好みを考慮し、自然で違和感がない仕上がりになるのが特徴です。
ぜひ一度当院にご相談ください。

ボトックスの効果は、注射の部位・目的によって差がありますが、3~6カ月です。
シワの改善目的であれば、3〜6カ月を目安に継続治療を行うのがおすすめです。
しかし、ボトックスは短いスパンで何度も注射をすることで、抗体ができて、効果がなくなる可能性があります。
適切な間隔で施術を受けるためにも、最低3カ月は間隔を空けてください。
ボトックスの持続期間に注意して、若々しい表情を手に入れましょう。
Doctor
当院の医師は全員常勤医師で美容クリニックの院長経験があります。
長年培ってきた美容医療に対して真摯に向き合うことをお約束いたします。

二重整形やクマ取り
年間症例数2,000件
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院長
古賀 愛子
Aiko Koga
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