医師の手打ちと水光注射を使い分けます

手打ちの注射では、症状や悩みに合わせて注入量を適切に調整するため、個々の患者さんのニーズに対応しやすいのが特徴です。局所的に注入も可能なためニキビ跡や傷跡の凹みが気になる方にもおすすめの施術です。水光注射は、皮膚の浅い層へダイレクトに薬剤を注入する肌質改善治療です。短時間でお顔全体に施術が可能で、内側から潤いやハリを与えてくれますが、深い層にあるクレーターやニキビ跡には効果が薄くなります。

従来のヒアルロン酸製剤よりも長い効果が期待できます

ジュベルックは天然由来で、安全性が高いだけでなく、主成分のPDLLA（ポリ乳酸）の粒子を丸い形状に設計することにより、周囲の細胞への過度な刺激を抑え、肉芽形成やしこりなどの副作用リスクを低減しています。注入後、1〜2年かけてゆっくりと水と二酸化炭素に分解されるため、従来のヒアルロン製剤と比べて長期的な効果の持続性が期待できます。

薬剤の分解が進んだ後も、長期的に線維芽細胞が活性化されることで、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの産生が促進され続けます。これにより、様々な肌の悩みが根本的に改善されやすくなります。

施術範囲により変わりますが、約30〜60分ほどの施術時間を想定してください。
ジュベルックの注入については、医師が患者様の症状に合わせて、手打ちか機器による広範囲の施術かを判断して注入を行います。痛みが気になる方には表皮麻酔を選択することもできます。

＜手打ち＞
麻酔クリームを塗布をして30分〜1時間ほど置いた後に、ドクターが直接針を肌に刺して肌に注入していきます。

＜水光注射＞
麻酔クリームを塗布をして30分〜1時間ほど置いた後に、ドクターの指導のもと看護師が機械で針を刺して肌に薬剤を注入していきます。

薬剤を2～4週間おきのペースで3回を目安に治療をご検討ください。
※半年～1年の期間でメンテナンスの治療を受けることで、より確かな持続効果が得られます。

施術後は腫れ、内出血、感染症、アレルギー、施術箇所の凸凹が出る可能性があります。
※通常は1週間程度で落ち着きます。

・治療直後は膨疹（蚊に刺されたような皮膚の盛り上がり）でぶつぶつした状態になります。お帰りの際に気になる方は、サングラスやマスクなどをご持参いただくことをおすすめいたします。
・腫れや内出血のリスクを高めてしまうので、治療当日の飲酒や激しい運動はお控えください。

下記に該当する方は治療を受けることができません。ご了承ください。
妊娠中・授乳中の方
出血性疾患の方
ケロイド体質の方